栃木県上三川町

上三川町（かみのかわまち）は関東平野の北部、栃木県中南部に位置し、東京から直線距離で約90km北方に位置する町です。町域は平地部と河川から成り山は無く、町の北部は宇都宮市、東部は真岡市、西部と南部は下野市に接し、町の中心部には田川が南北に流れ、江川を挟んで真岡市との市町境には鬼怒川が流れています。

上三川町はニラの一大産地であり、県内でもトップクラスの収穫量を誇っています。オリジナル品種「ゆめみどり」のしゃきしゃきとした特徴を生かした「辛ニララーメン」や、ゆでて甘みが増したニラをたっぷりのせた「ニラ蕎麦」など、ご当地ならではのグルメが楽しめます。ほかにも、特産品であるユウガオの実を自然乾燥させて出来た不思議な結晶「ふくべ」に日光彫、鎌倉彫等の技法を取り入れ、独特な工芸品として完成させた「干瓢ふくべ一刀彫り」は一見の価値あるお土産品です。観光スポットとして、白鷺神社、磯川緑地公園、かぶと塚古墳石室、かんぴょう干し、Atelier　Sakura、川島美術館、上三川七福神、浅間神社古墳、日産自動車（株）栃木工場、リンネ農園などがあり散策におすすめです。鉄道は、市西部の下野市堺には東北新幹線と宇都宮線が南北に走り、下野市域にある石橋駅（下野市石橋）には東口が設けられており、当町の最寄駅となっています。

環境取り組みについて

上三川町の環境の取り組みとして、ごみの排出量を減らし、貴重な資源をリサイクルするために、「資源を地域で共同集荷し、売却した団体で町長が適当と認める団体」で資源再利用運動（廃品回収）を行った団体に対して報奨金を交付し、資源再利用運動で集められた資源物は、専門の業者を通してリサイクルされています。プラスチックごみ削減のため、屋内で実施する会議やイベント等でのペットボトル飲料の配布を、原則として廃止します。会議等の実施時間を考慮した町が主催し、ゴミ削減の目的から同様に廃止とします。紙パックステーションを設置し、リサイクルに取り組んでます。