埼玉県東秩父村

埼玉県東秩父村は、埼玉県西部に位置し、人口は2500人ほどで、県内で唯一の村です。8割が山林で正三角形の地形をしており、 季節ごとに様々な花々が咲き誇る自然豊かな花の郷で、1年を通じて、ハイキングなど多くの人々が訪れます。荒廃した農地を活用し地域住民が景観形成のために始めた「桃源郷」と称される東秩父村の春の名所は、花桃を中心に桜やレンギョウなど約5000本の花木が植栽されており、春の訪れを感じさせるように鮮やかな桃色が山郷全体を彩ります。

また、隣接する比企郡小川町と共に、「和紙の里ひがしちちぶ」として1300年の歴史を持つ手漉き和紙の伝統を守り続けています。「道の駅　和紙の里ひがしちちぶ」では、手漉き和紙体験はもちろんのこと、季節に応じた和紙に関する体験やワークショップ、そば・うどん打ち体験、和紙製品などの特産品や農産物の買い物ができる他、茅葺屋根の紙漉き家屋がある日本庭園の中庭があります。村へのアクセスは、電車なら東武東上線「小川町駅」からイーグルバスで約25分、車は関越自動車道「嵐山小川IC」より約20分です。

環境取り組みについて

東秩父村の環境の取り組みとして、環境への負担の少ない効率的な給湯器の設置を促進するため、住宅用高効率給湯器を設置する方に対し、予算の範囲内で補助金を交付しています。潜熱回収型給湯器、ガスエンジン給湯器、ＣＯ２冷媒ヒートポンプ給湯器 、燃料電池コージェネレーションシステム 、ハイブリッド給湯器が補助対象となります。環境への負荷の少ない新エネルギーの導入を促進するため、住宅用太陽光発電システムを設置する方に対し、予算の範囲内で補助金を交付しています。