千葉県大多喜町

千葉県大多喜町（おおたきまち）は、千葉県の南部に位置し、夷隅郡に属する町で古くから城下町として栄え、大多喜城は徳川四天王の1人、本多忠勝が城主であったことでも知られており、第一次産業の農業・林業が盛んです。南関東ガス田に位置することから1891年には、日本初のガス井が掘削されるなど古くから天然ガスの開発が行われてきました。現在では、町内において関東天然瓦斯開発、大多喜ガスなどが事業を実施中です。

観光スポットとして、養老渓谷、栗又の滝、いすみ鉄道、大多喜ハーブガーデン、豊乃鶴酒造、千葉夷隅ゴルフクラブ、大多喜町観光本陣、妙法生寺、（あじさい寺）、橘巧房（橘樹窯）、市原タケノコ園MA SAISON　FERME、マグレガーカントリークラブ、滝見苑けんこう村ごりやくの湯、花生カントリークラブ、いすみ鉄道ゆったりんこ号などがあり散策におすすめです。鉄道は大多喜駅でいすみ線で城見ヶ丘駅 – 大多喜駅 – 小谷松駅 – 東総元駅 – 久我原駅 – 総元駅 – 西畑駅 – 上総中野駅があり、小湊鉄道線で上総中野駅もあります。高速バスは、東京線（小湊鐵道・日東交通・京成バス）で勝浦 – たけゆらの里 – 大多喜 ⇔ 市原鶴舞BT ⇔ 東京駅八重洲口前（東京湾アクアライン経由）があり、市原鶴舞BTで羽田空港・横浜行高速バスに乗り換えができます。

環境取り組みについて

大多喜町の環境の取り組みとして、小型バイオディーゼル燃料製造施設が完成しました。地域にある資源（バイオマス）を活用し環境にやさしい燃料の製造や活用、酪農と水田経営の結合による堆肥と粗飼料の循環利用、新しい観光振興への展開、地域の森林保全などを図る事としています。てんぷら油の廃食用油の回収に協力して頂き、BDF製造施設で精製し、いすみ鉄道に利用することで、環境にやさしい取り組みを行っています。大気汚染物質の濃度が高くなる冬季対策の実施で窒素酸化物（NOx）や、微小粒子状物質（PM2.5）等の排出を減らす取り組みを町民や事業者に対して対策のご案内を掲載しています。