【第12回】SDGsについて② 歴史
皆さん
こんにちは!(^^)/
第12回目のブログになりますが・・・・今回は!!
「SDGsについて② 歴史編!!」を ご説明していきますね~~~♪
第8回のブログでは、「SDGs」とは、を簡単に説明させていていただきました。
◇SDGsについて
「持続可能な開発⽬標(Sustainable Development Goals)」のことです。世界全体で 2030 年を⽬指して明るい未来を作るための 17 のゴールと 169 のターゲットで構成。
貧困、紛争、気候変動、感染症。人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。
そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。
それでは、この目標はどのように生まれてきたのか・・・
少し歴史から、見てみましょう・・・・
~1939年~
世界中の人々に悲しみをもたらした世界大戦
~1945年~ ~
戦争から人々を守らなければいけない・・・
そう決意した世界の人々が「国際連合」を作り、人間の尊厳・価値を守ることが世界の大きな目標となりました。
そして、その目標の実現のため「国連憲章」・「世界人権宣言」が作られ、共有の価値観が明言化されました。
~1951年~ ~
その後も様々な人権条約が採択され、人権を守る仕組みも整えられました。
また、戦後・・・
植民地支配から解放され、多くの国々が生まれ、開発が遅れている国や厳しい生活を強いられている人々の為に、開発支援が始まりました。
この開発や経済成長に伴い、地球環境への影響にも、関心が集まるようになりました。
~1972年~ ~
そこで、国際社会が協力をして、開発や環境課題に取り組むために、様々な会議をひらき、宣言や目標が示されました。
~2015年~ ~
2000年に採択されたMDGs(ミレニアム目標開発)は21世紀の始まりに掲げられた大きな目標でした。
この目標の下で多くの成果も生まれました。
ところが・・・
現代社会の変化速度はすさまじく、私たちは急速に大きくなっている課題・新しく生まれた課題に直面しています。
課題①:爆発的な人口の増加
2040年:92億人
2100年:112億人
これにより、自然資源を多く使用し、地球に負担をかけています。
さらに、数十億人の人々が貧しい生活を強いられています。
格差や貧困、人間の尊厳が守られないことによる不満は、暴力を引き起こし、紛争・テロも起きています。
このままでは、今生きている私たちのだけではなく、未来の世代もさらに厳しい状況に置かれ、
多様性に満ちた地球は、失われてしまうという危機感。
そこで!!!!”だれひとり取り残されない世界”の実現を掲げ、あらゆる国と人の目標として「SDGs」が作られたのです。
SDGsが生まれた歴史はいかがでしたでしょうか。
物事には背景があり、それを知らずに話を聞いているのと、知っていて話を聞いているのは違いますね。
一人一人の行動を積み上げていくことで大きな成果になると思っていますので、私もできることから頑張ります!
次回:ブログ更新 5月11日(水)お楽しみに(*’ω’*)