【第22回】ドローンで不法投棄を監視・防止!!
皆様、こんにちは!
10月に入り、気温の寒暖差が激しい毎日ですね。
冬物のコートを着た翌日は半袖シャツなんてこともあり、気温に体がついていくのが大変です。
皆様もくれぐれも体調にはお気をつけください。
さて、今回のブログはドローンのお話です。
ドローンというと、食いしん坊でエンタメ好きの私はまず、宅配事業への進出や映画・コンサート等での 空撮を思い浮かべたのですが、調べてみたら、多方面で活躍していることがわかりました。
例えば...
・河川、ダム調整
・発電所点検
・気象観測、海洋観測
・スポーツ番組空撮、ニュース報道
・農薬、肥料散布
・洪水、津波監視 等々、
ざっくり分けても様々な事業ですでに取り入れられています。
その中で、昨日ネットニュースで 「全国初・三重県が自動運用型ドローンで不法投棄を監視!」 という記事を見つけました。
<以下、一部引用>
三重県は2022年9月29日、相次ぐ不法投棄を防止するため、同県伊賀市にて自動運用型ドローンを用いた 不法投棄監視実証事業を実施したと発表しました。 三重県によると、自動運用型ドローンを使用した不法投棄監視実験は過去に例がなく、全国で初の試みになるとのこと。 同県は実施の背景として相次ぐ不法投棄を指摘しており、その規模は年間40~50件、総量約1,000トンにおよぶとしています。 実験は三重県の委託を受けた東京の事業者がドローンを遠隔操作することで進められました。 対象となったのは不法投棄被害が懸念される伊賀市の郊外エリア(伊賀市古山界外)で、ドローンは高度約120m~150mほどを保ちつつ、 約60ヘクタールもの監視エリアにて自動飛行および動画撮影に成功。映像データは県庁のパソコンに送信されました。
山中での不法投棄は全国各地で問題になっています。(犯罪です!!)
発見が難しいため、発見した時にはかなりの量になっていることが多いようで、実際に兵庫県山中で起きた投棄事案では、現場から数千トン規模の投棄物が見つかったそうです。
自動運用型ドローンは運用コストの低く、ヘリコプターによるスカイパトロールはもちろん、 有人操作によるドローンと比べても少ないコストで運用できるとのこと。
今後、全国的に運用が広まり、不法投棄の防止・早期発見に役立っていくことを期待するばかりです。